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近畿大学 英語入試を徹底攻略|出題傾向・配点・おすすめの勉強法

こべつ屋さん

近畿大学の一般入試・前期(A日程)では、英語は試験時間60分・全問マーク式で実施されます。配点は全学部共通で100点満点ですが、国際学部のグローバル専攻は500点に換算、情報学部の併願方式では数学と合わせて400点満点で判定されるなど、学部・方式によって比重が変わります。大問7題という多めの構成で、文法・語彙系の設問が全体の約7割を占めるのが大きな特徴です。出題の特徴とつまずきやすいポイントを押さえて、効率よく対策していきましょう。

近畿大学の入試概要

英語の配点は、一般入試・前期(A日程)では全学部共通で100点満点です。試験時間は医学部を除き11:00〜12:00の60分、医学部のみ15:00〜16:00の60分で実施されます。国際学部のグローバル専攻を独自方式で受験する場合は、100点満点を500点に換算して判定されます。情報学部の独自方式を併願方式で利用する場合は、英語の得点を数学と合わせた2教科400点満点で判定します。短期大学部商経科(二部)も同じ試験時間・配点で実施されます。多くの学部で配点自体はシンプルですが、換算方式によって実質的な比重が変わるため、志望学部の入試要項で必ず確認しておきましょう。

入試方式|自分に合った受け方を選ぼう

近畿大学の一般選抜には、前期・後期の独自試験から共通テストを組み合わせる方式まで、複数の入試方式があります。何度もチャレンジできる点が近畿大学の特徴なので、併願パターンの参考にしてください。

方式名試験時期科目数特徴・備考
一般入試・前期A日程1月下旬〜2月上旬3科目・300点満点(各100点)文系は国語・外国語+選択1科目、理系は数学・理科+外国語が中心。高得点科目を2倍換算する方式がある学部も
一般入試・前期B日程2月中旬3科目・300点満点(各100点)前期Aとは別日程。同じ学部に再チャレンジできるほか、科目構成が異なる学部もある
一般入試・後期(高得点判定方式)3月上旬3科目受験し、高得点2科目で判定(200点満点)3教科を受験しないと欠席扱いになる点に注意。1科目でも手を抜けない
共通テスト併用方式(A・B・後期)各日程に対応個別試験の高得点科目+共通テストの高得点科目(原則2科目)共通テストの英語はリーディング160点+リスニング40点に換算される
共通テスト利用方式(前期・中期・後期)共通テストのみ学部が指定する科目個別試験なし。共通テストの得点だけで合否が決まる

試験の構成と特徴

出題はすべてマークセンス方式で、大問7題という他大学より多めの構成です。大問Ⅰ(会話問題・空所補充)12点、大問Ⅱ(英文問題・空所補充)12点、大問Ⅲ(文法・空所補充)16点、大問Ⅳ(同意文選択)8点、大問Ⅴ(同意語・空所補充)10点、大問Ⅵ(文法・整序)16点、大問Ⅶ(長文・内容一致/不一致)26点という配点です。長文読解は大問Ⅶの1題のみで、分量も350〜400語程度と標準的な長さに収まります。長文以外の文法・語彙系の設問が全体の約7割を占めるため、長文の出来以上に、文法・語彙の完答率が得点を左右します。難易度は基礎〜標準レベルが中心で、難問・奇問はほとんど出ません。合格最低点は学部によって差があり、4割程度で済む学部もあれば7割前後まで必要な学部もあるため、過去問演習を通じて志望学部の目標ラインを早めに把握しておくことが大切です。

受験生がつまずきやすいポイント

多くの受験生が失点しやすいポイントは3つあります。1つ目は、60分で大問7題・約45問を解く時間配分です。単純計算で1問あたり90秒弱しかないため、文法・語彙問題に時間をかけすぎると長文に手が回らなくなります。2つ目は、慣用句・慣用表現の取りこぼしです。大問Ⅳ・Ⅴのような同意語・同意文問題で頻出のため、個別の単語の意味だけでなく、熟語としてのまとまりで覚えていないと対応できません。3つ目は、自分の学力より高いレベルの教材から始めてしまうことです。近畿大学の英語は基礎〜標準レベルが中心なので、背伸びした教材よりも土台を固める教材で完答率を上げる方が得点に直結します。

攻略ポイント|頻出テーマ別の対策

文法・語彙問題(大問Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ)

全体の配点の半分以上をこの4つの大問が占めます。空所補充・同意語・同意文・整序と出題形式は多彩ですが、問われている知識は基本的な文法・語彙です。文法問題集を1冊仕上げたうえで、熟語・慣用表現を単独ではなく例文ごと覚える学習が得点に直結します。整序問題は語順のパターンを型として身につけておくと、本番でも迷わず組み立てられます。

会話問題・英文問題(大問Ⅰ・Ⅱ)

空所補充形式で、会話の流れや文脈から正しい語句・表現を選ぶ力が問われます。頻出の口語表現や定型的なつなぎ言葉を押さえておくと、知らない表現が出ても文脈から推測しやすくなります。

長文読解(大問Ⅶ)

内容一致・内容不一致を問う設問が中心で、分量は350〜400語程度と標準的です。配点は26点と大問の中では最も高いものの、全体に占める比率は約3割にとどまるため、長文に時間をかけすぎず、文法・語彙で先に得点を固めてから臨む時間配分が効果的です。

具体的な勉強法|学習スケジュール

4〜8月:基礎固め

単語・熟語・文法の基礎を固める時期です。単語帳は1冊に絞り、熟語・慣用表現は例文ごと覚えます。文法は網羅系の問題集を1周し、知識の抜けをなくしておきましょう。

9〜11月:大問別演習

大問Ⅲ〜Ⅵのような文法・語彙系の大問を時間を計って解く練習を重ねます。慣用表現の問題集も並行して進め、長文読解は週1〜2題のペースで内容一致問題に慣れておきましょう。

直前期:過去問演習

大問7題を60分で解く時間配分を体に覚えさせます。目安は文法・語彙系の大問(Ⅰ〜Ⅵ)に35分、長文(大問Ⅶ)に20〜25分です。文法・語彙で確実に得点を積み上げたうえで、残り時間を長文にあてる解き方を本番でも再現できるようにしておきましょう。